私がお給料を上げた方法④
つづきです。
①はこちら
http://oooooooo1.hatenablog.com/entry/2016/05/25/233109
②はこちら
http://oooooooo1.hatenablog.com/entry/2016/05/26/095608
③はこちら
http://oooooooo1.hatenablog.com/entry/2016/05/26/141242
この覚悟、というのが実はとても大切でした。この時は、力が入ってましたね。初めての覚悟でしたから。
あと、本当に欲しい額を言う、というのは、それを欲しいと思っている自分を受け入れることにもなります。これもね、すごく大切なんですよね。自分で受け入れられないことを他人が受け入れてはくれないですから。
私はガチガチに力が入っていましたが(笑)、本当はもっと軽やかでいいんです。今月もお小遣い5000円貰う♪くらいの。
ポイントは、その金額を受け取ることに、抵抗がないかどうか、喜んでニコニコして「ありがとう!」と受け取れるか。
お小遣いもらったから、前より頑張ってお手伝いしなくちゃ、とかでなく。
なかなか受け取れない理由は、たくさん受け取ったら、今以上にもっと何かを差し出して、プラマイゼロにしなくてはいけない、と思っているからです。
何かを差し出すのが嫌だから、受け取らないようにしてるのです。あたかも欲しいのに貰えないかのように、しているだけなのです。
私は、ただ喜んで受け取る、という練習をしました。一見、なんの関係もないように感じるかもしれませんが、大アリなんですよね。
褒め言葉は「いえいえ、そんな、、、」とか「あなたこそ、、、」とか言わずに、「ありがとう♡」と言って受け取る。
奢ってもらえる時も、気持ち良く「ありがとう♡」と全額払ってもらう。
何かもらった時は喜んでいただき、お返しはしない。
逆に、自分があげる時は、見返りを期待しない。ただ、心から褒める。ただ、あげたいからあげる。
何かをしなくても、もらっていい。何かをしてもらわなくても、与えていい。
それをお給料に置き換えるだけです。何もしなくても、お給料をたくさんもらっていい。それをどこまで自分に許せるか。でないと、お給料あがっても、死ぬ程働かなくちゃいけなかったら、意味ないですもんね。
この交渉も無事成功しましたし、その後もお給料は上がりました。何故か役職も上がりましたね。
ただ、受け取る。
受け取る→嬉しい!ありがとう!→おわり。
ただ、与える。
与える→嬉しい!楽しい!→おわり
受け取って、おわり。
与えて、おわり。
だって楽しいから。嬉しいから。そこに、お返しとか見返りとかはないのです。
もし、与えた時にお返しがなくてイラっとするなら、自分ももらった時にお返ししなくちゃいけないと思っているからです。
何かを与えるのは自分の喜びなのですから、与えた分喜べて、それで十分なのです。それを知ってるから受け取れるのです。
会社でも組織でも一緒です。ただ受け取る。ただ与える。
私はもっともっと受け取れると思ってます。もっともっと与えられると思ってます。もっと枠を広げます。
だって、そっちの方が楽しそうだから♪
おわり
私がお給料を上げた方法③
つづきです。
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怒りまくってる社長から逃げるように辞めた私は、しばらく休養しました。本当にボーッとして何もしない。何もしない、毎日をただ過ぎるがままにさせる自分を受け入れ許していました。
まずは心身を回復させること。心が落ちている状態では、何をしても上手くいきません。ひたすら休んで、ある日ふと「あ、暇かも」と思ったところで転職活動を開始させました。
今度は怒りと劣等感はある程度昇華しているので、前みたいなことはありません。
しかも、しばらくの休養で心も体も非常に状態がいい。だから、出会う会社も当然良いところ。
結局、一社目にお会いした、条件の良い、働きやすい会社に転職しました。もちろんお給料は前職で上がった分をキープして。
転職した当初、私はとても頑張りました。
この時の私は
『仕事楽しい♪ 頑張れば評価も上がるしお給料もあがる、きっと。景気もいいし』
という楽観的なもの。当然、その結果、お給料も上がりました。
でも、それから停滞期に入ります。
この頃の私は
『まあ、こんなものだよね〜。お給料も悪くないし、ガラスの天井があるとか社長も言ってるし、年齢もまだ若いし、こんなもんかなー』
でしたから。この感じで上がるワケがありません。自分で「私はこんなもんです。」と決めているのですから。最初の頃と同じです。学習してないですね(笑)
これがしばらく続いた後、私はまたムカつきました。そこでやっと気付きました。これは自分自身に怒ってるんだ、ということに。自分を低く見積もっている自分に。自分を諦めている自分に。
今回は転職ではなく、社内で給料を上げることを選びました。とても働きやすい会社だったから。
まず、自分にめちゃくちゃムカついていることを認めました。
それから、いくら欲しいのか、自問自答していきました。
それを何故、経営陣と交渉できないのかも。
自分にムカついていることを認めるのって、体力を使いました。怒りが溜まり過ぎてて(笑) このお給料のことだけでなく、色んな怒りがあったので、芋づる式に出てくるから。
それから、自分がいくら欲しいのかを自問自答してビビりました。だって、その時のお給料と大きな差があったし、1度でそんなに上がるのか?と思ったし。
交渉できない理由は山のように見つかりました(笑)
ですが、本当の本当はひとつだけでした。それは、
怖いから
うん。怖いんですよね、自分の欲しい金額を言うのって。相手にどう思われるんだろうとか、自分にそんな価値があるんだろうかとか、いろいろいろいろ考えちゃうし。
悩んで悩んで悩んで、、、、
迷って躊躇してやめようと思ったけど、、、、
上司に伝えました。
給料を上げて欲しい、どのくらい欲しい、と。
影響力のある人に伝えたということは、自分がそれだけの金額を受け取る覚悟があり、それを自分に許している、ということです。
この覚悟というのは、これから頑張って仕事します、成果あげます、という覚悟ではありません。
間違えやすいのですが。○○するから、給料上げてください、ではないのです。
それだけの金額を給料として真正面から受け取る覚悟が、今の自分にある、ということです。
めちゃくちゃドキドキしました。却下されたら、どうするかは考えてませんでした。自分が腹を括ったのですから、その結果が出るのは当然なのです。
つづく
私がお給料を上げた方法②
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高いお給料のところに転職できたのはいいのですが、元々私の中にあるのが、怒りです。しかも、自分に怒っているとは気づいていない。怒りが外に向かってる。だから、当然、似たような人を引き寄せます。
その会社の社長は、めちゃくちゃ怒る人でした。まさにピッタリ。
しかも私はこの時、無謀にも外資企業を選びました。
英語も堪能とは言えないのに。旅行英語に毛が生えた程度、ニュースはわからない、新聞は嫌い、映画なんてもってのほか。よく採用されたものです。気持ちを決めるって凄い威力ですね☆
ちょっと背伸びして転職したこの企業で、私のもうひとつの隠れた感情が露わになります。
それは、劣等感。
アメリカ系だったその企業には、アメリカの超有名大学卒のスタッフが、ずらーーーーーっと並んでました。みんな当然頭がいいし、バイリンガル。それに性格も良くて、見た目も良くて、ノリもいいなんて。
なんだこいつら。自分も同じようにやりたい。でも出来ない。
私の中にあった劣等感が、ムクムクムクムク、どんどん大きくなっていきました。
社長は怒りまくってる人で、その目の前に劣等感の塊の私がいる。
社長はヒステリックによく怒ってましたね。彼の怒りと私の怒りが共鳴し、私の劣等感がかれの劣等感を刺激して、パワー倍増です。
類は友を呼ぶというように、自分の中に内在しているものが、相手と共鳴していくのです。
自分が変われば相手も変わるのですが、その時の私にそんな余裕はありませんでした。
私が自分自身への怒りを認識も昇華もしないまま転職活動をした結果、怒りまくりのボスと出会えたのでした。
(その社長と上手くやっていたスタッフもいたので、私が彼の性質を引き出していた、また私が私の内在する感情の為に過剰反応していたと考えられます)
社長のヒステリックな怒号に参ってしまった私は、すぐに会社を辞めます。
この判断は良かったと今でも思ってます。何故なら、プライドより、仕事より、不安感より、自分の心と体を優先させたものだったから。
あのまま続けていたら、鬱になっていたと思います。
外側への怒りから始まった私のこの転職は、ダメージも受けましたが、今考えれば、いろいろと有意義な経験となりました。
つづく
私がお給料を上げた方法①
お金を受け取る方法は働くことだけじゃないと思うけれど、お給料は上がったら嬉しいですよね。
私はここ数年でお給料を上げることに成功したのですが、今だから説明できるその方法(結果として上がったのですが、そこから見えてきたポイント)を書いておきます。
一言で言えば
『自分が受け取ることを許した』
だけですが、それじゃあ何のことかわからないと思うので順を追って。
前提として、私は高学歴ではありません。かろうじて大卒。しかも使えない文学部。
就活時は、いわゆる就職氷河期でした。地方の中小企業に就職。数年で退社して、転職。そこそこ仕事は楽しいけど、年収は特に上がらず。
そりゃあそうです。だって、この時の私のマインドは
『まあ、私なんてこんなもん。周りみてもそんなに変わんないし、悪くないんじゃないの?』
でしたから。周りって、何処でしょうね。ガンガン稼いでいる人も、何もせずお金をもらっている人もいたはずなのですが。人は見たい物しか見ないってのは、このことですね(笑)
そんなある日、なんかムカついたんです。私、なんでこれしかもらえないの?なんかムカつく!
これが転機(笑)
自分で自分の価値を低く低く見積もって、満足してるフリして、諦めて達観してるフリして、押さえ込んできた自分への怒り。
因みにこの時は、自分にムカついていることを認識していません。外に向かって、会社とか上司とかに向かって、怒っているわけです。
そのおかげで、後で大変な目に合うんですけどね(笑)
怒りにはパワーがあります。ムカついた私は行動を開始。私を高く雇ってくれる会社を受けて転職。
この時は、絶対給料を上げる、と肚から決めてますから、当然そういう会社に巡りあいます。てゆーか、そういうところしか受けません。
同じように転職しているのに、以前は給料があんまり上がらなかったのは、自分の中で「前と同じくらいもらえればいいや」と思っていたから。
気持ちが変わるだけで、行動に大きな差が生まれます。だから、当然結果も違ってくるのです。
つづく
悲しみを選ばなければ、人として生きることは悲しくない
悲しくて悲しくて、自分が何かとてつもなく安心できるものから無理矢理引き剥がされた感が悲しくて、どーーーーーんと落ち込んで、生きる意味がわからなくて絶望していた時、友人が言った。
「悲しみを選ばなければ、人として生きることは悲しくないよ」
何か、すごい真理を教えてもらった気がした。
わかったようなわからないような、頭では理解していないけど、身体の奥底で納得した。
悲しくなる時はあるし、その時はその感情を受け入れるけど、悲しみを選ぶのはやめようと思う。どんな感情を選ぶかは自分次第なんだね。
優しい。優しいんだよね。でも苦しくないですか?
私達、すごいんですよね、他人の期待を受け取る能力が。空気が読めないと言われる人でも。
親が、自分にはちゃんと働いて欲しいと思ってる。稼いで自立しないと恥ずかしい。こんな私じゃあ友達に会えない。早く結婚しないと。などなど。
誰かが何かを期待している、だからそれに応える自分でなくちゃ。なんでそう思うか、って、優しいから。期待に応えたら喜んでもらえると思うから。そうやって小さい頃から頑張ってきたんです。
でもそれ、段々苦しくなってくるんですよね。最初は、ちょっとテストの点が良かったら喜んでくれた。発表会で頑張ったら喜んでくれた。年齢を重ねると段々期待が重くなる。受験とか就職とか結婚とか孫とか、、、
親のことは好きだから親の期待に応えたい。でも、上手くいかない。すごくすごく頑張って、何とか体面繕って、心がヒリヒリして疲れてしまう。
そりゃあそうです。だって、自分を他人の型にねじり込もうとしてるんだもの。血が繋がっていても、顔が似てても、型は違うんです。あなたはお母さんではないし、お父さんでもない。だから、期待に応えなくても何の問題も無いんです。
それがわかっていてもなかなか捨てられない場合、それは型を捨てるのが、怖いんです。自分の生身が晒される気がして。失敗を誰かのせいにできなくなるし。
でももう、苦しいんだったら、その型、捨てませんか?捨てても大丈夫ですから。脱皮したての昆虫みたいに、最初はちょっと軟いかもしれないけど、あなたにはあなたが最も心地いい、あなただけの型が備わっているのです。
あなたも認めちゃえば?楽になるよ
もう、認めちゃうよ、私は奇跡だって。私は神秘のかたまりなんだって。
だって、人体は奇跡だらけらしい。
素晴らしく完璧にできていて、めちゃくちゃ頭のいい人達が研究に研究を重ねても、まだ神秘がいっぱいあって、私の頭なんかでは想像もつかない程の凄いメカニズムなんだって。
何気なく毎日身体にお世話になってるけど、私の身体が神秘そのものってことだよね。私なんてダメ、とか、自分のここが嫌とか、コンプレックス満載だけど、ちっぽけなことのように思えてくるよ。
だって、神秘なんだもの。奇跡なんだもの。
私って奇跡のかたまりってことだよ?すごくない?私も、あなたも、パートナーも、両親も、ムカつく上司も、仕事できない部下も、存在自体が奇跡で神秘なんだ。
もう、そろそろ、生まれただけで奇跡なんだって、存在するだけで素晴らしいって、認めちゃいなよ。楽になるよ。