私がお給料を上げた方法③
つづきです。
①はこちら
http://oooooooo1.hatenablog.com/entry/2016/05/25/233109
②はこちら
http://oooooooo1.hatenablog.com/entry/2016/05/26/095608
怒りまくってる社長から逃げるように辞めた私は、しばらく休養しました。本当にボーッとして何もしない。何もしない、毎日をただ過ぎるがままにさせる自分を受け入れ許していました。
まずは心身を回復させること。心が落ちている状態では、何をしても上手くいきません。ひたすら休んで、ある日ふと「あ、暇かも」と思ったところで転職活動を開始させました。
今度は怒りと劣等感はある程度昇華しているので、前みたいなことはありません。
しかも、しばらくの休養で心も体も非常に状態がいい。だから、出会う会社も当然良いところ。
結局、一社目にお会いした、条件の良い、働きやすい会社に転職しました。もちろんお給料は前職で上がった分をキープして。
転職した当初、私はとても頑張りました。
この時の私は
『仕事楽しい♪ 頑張れば評価も上がるしお給料もあがる、きっと。景気もいいし』
という楽観的なもの。当然、その結果、お給料も上がりました。
でも、それから停滞期に入ります。
この頃の私は
『まあ、こんなものだよね〜。お給料も悪くないし、ガラスの天井があるとか社長も言ってるし、年齢もまだ若いし、こんなもんかなー』
でしたから。この感じで上がるワケがありません。自分で「私はこんなもんです。」と決めているのですから。最初の頃と同じです。学習してないですね(笑)
これがしばらく続いた後、私はまたムカつきました。そこでやっと気付きました。これは自分自身に怒ってるんだ、ということに。自分を低く見積もっている自分に。自分を諦めている自分に。
今回は転職ではなく、社内で給料を上げることを選びました。とても働きやすい会社だったから。
まず、自分にめちゃくちゃムカついていることを認めました。
それから、いくら欲しいのか、自問自答していきました。
それを何故、経営陣と交渉できないのかも。
自分にムカついていることを認めるのって、体力を使いました。怒りが溜まり過ぎてて(笑) このお給料のことだけでなく、色んな怒りがあったので、芋づる式に出てくるから。
それから、自分がいくら欲しいのかを自問自答してビビりました。だって、その時のお給料と大きな差があったし、1度でそんなに上がるのか?と思ったし。
交渉できない理由は山のように見つかりました(笑)
ですが、本当の本当はひとつだけでした。それは、
怖いから
うん。怖いんですよね、自分の欲しい金額を言うのって。相手にどう思われるんだろうとか、自分にそんな価値があるんだろうかとか、いろいろいろいろ考えちゃうし。
悩んで悩んで悩んで、、、、
迷って躊躇してやめようと思ったけど、、、、
上司に伝えました。
給料を上げて欲しい、どのくらい欲しい、と。
影響力のある人に伝えたということは、自分がそれだけの金額を受け取る覚悟があり、それを自分に許している、ということです。
この覚悟というのは、これから頑張って仕事します、成果あげます、という覚悟ではありません。
間違えやすいのですが。○○するから、給料上げてください、ではないのです。
それだけの金額を給料として真正面から受け取る覚悟が、今の自分にある、ということです。
めちゃくちゃドキドキしました。却下されたら、どうするかは考えてませんでした。自分が腹を括ったのですから、その結果が出るのは当然なのです。
つづく