花はただ野の花のように
この言葉を親子程年の離れた友人から頂いた。
花はただ野の花のように。
やっと少し身体に染み込んで来た。
自分を大きく見せるでもなく、卑下したり過小評価することもなく、違う種類の花を羨むこともなく、樹木や動物達に嫉妬するでもなく、ただ自分の種から出た花そのままに、最大限命を咲かせる。
もちろん、まだまだ人と比べて上下をつけたり、隣の芝が青く見えたり、自分を大きく見せようと見栄をはったりするが、昔よりは気付けるようになったと思う。
花はただ野の花のように。
そのように命を咲かせて生きていきたい。