流産・不妊症・不育症 でも愛し愛されて生きていく ココロとカラダのつくりかた♡

ベビ待ちは本来楽しいもの。そして子供を授かっても授からなくても、愛し愛される人生を生きていいの。楽しく美しく愛されて生きるココロとカラダのつくりかた。

ムカつく!に隠れた欲望

誰かにムカつくことは、大チャンスだったりする。何のチャンスかというと、自分を知るチャンスなのだ。


自分のことというのは、わかっているようで、ほとんど何もわかってない。自分が何を考えているか、何に価値をおいているか、普段自覚できるのは、そのほんの一部だったりする。それを少しずつ暴いて教えてくれるのが感情なのだ。

その中でも怒りは、自分の隠された欲望と、自分で自分に課しているを行動規範をみつけるのにうってつけ。


例えば、同僚が病気でもないのに突然有休で何日も休んだとする。もしその同僚に対して怒りを覚えたなら、自分の中に「病気でもないのに突然有休で休むべきではない」「自分の楽しみのために誰かに迷惑をかけてはいけない」などという自分で決めた行動規範がある。

こういう時、よく「普通、****しないよね」「普通、****するでしょ」というように、自分のジャッジがあたかも絶対正しいかのような感覚でいたりする。

でも、本当にそう?それは自分の中だけで決めているルールでは?もしかしたら隣の後輩は違う意見かもしれないし、隣の会社に行ったら突然有休で何日も休むというのは当然確保されている権利かもしれない。自分の「普通」は、ただの自分だけの価値観だったりするのだ。

そしてその中には往々にして「べき」が入っている。こうするべきとか、ああするべきとか。でも、この「べき」をよーく見てみると、「本当は○○したいんだけど、大人だから我慢して××しなくてはいけない」というのが居たりする。うふふ。大チャンス!それこそが自分の隠れた欲望だ。


最近ムカついた時、何を感じたのか?「あの子ドタキャンしたの?私だって本当は気乗りしないし他のイベントの方が興味あるけど、一応友達だしドタキャンとかありえないし、頑張って無理矢理気分を上げて来たのに」「あの人いつもいつも遅刻してきてムカつく。自分はちょっと無理しても必ず時間前に来るようにしてるのに、社会人としてどうなの」

その中に自分のどんな我慢と、勝手に自分が自分に課したルールと、本当の欲望が隠れているか、見てみると面白い。そして、その欲望を少しずつ自分に許してあげたら、もっと人生は楽に楽しくなるかもしれない。