小さくても頼りなくても自分の感覚を表現していく
何のためにブログを書いているのだろうと思うのです。
最初は、ただ吐き出したかった。溜めてきた言葉を出すことに集中したくて、出さないと、どうにかして出さないと苦しい、と思っていました。
書き始めて半月経った今もそれはあるけれど、少し変化が。自分の世界を作りたいのかな〜?と。もしかしたら。
物心ついてから今まで他人の言葉で生きてきました。親、祖父母、兄弟姉妹、教師、テレビ、友達、などなど。
コミュニケーションを取る中で、まるで自分の言葉を話しているように思っていたけれど、実は他人の言葉の世界に居たのではないかと思うのです。
今もそうかもしれない。でも、頭の中から湧き出る言葉を他人の目を気にせず外に出すことで、少しずつ自分の言葉に近づいている気がするのです。
普段会話をする時、誰かに向けて文章を書く時、必ず相手の存在を意識しています。でも、このブログは95%自分に向けてのもの。5%は、ちょっとだけ外を意識してしまっている自分ですが。でもそれでも、通常の会話に比べて断然他人の存在が少ない。それが私を自由にするし、自分を世界に表現する練習となっています。
今まで他人の中でもがきながら呼吸をしてきた私が、自分を表現することで、少しずつ自分の周りに自分の世界が出来上がっていくような、その中で少しずつ楽に呼吸ができるようになりそうな、そんな感じがあるのです。